五つの町が集まる市で、人はどう動くか
甲賀市は、水口・土山・甲賀・甲南・信楽という五つの町が合わさってできた市です。滋賀県の南東部にあり、市内を野洲川が流れ、東側には鈴鹿山脈が連なっています。市域が広く、市役所のある水口の周辺と、山あいの集落とでは、買い物の仕方も通勤の仕方も同じではありません。
調査では、この「同じではない」ことが大きな意味をもちます。人が多い場所では周囲に紛れやすい反面、少人数の集落では、見慣れない車が一台停まっているだけで目に留まります。そのため、調べたい人がふだんどの道をどう使っているかを先に整理し、場所に合わせて調査員の動き方を決めていきます。
貴生川駅を起点にした鉄道の動き
滋賀県が公表している概況では、JR草津線が市の中央部を通り、近江鉄道本線と信楽高原鐵道が貴生川駅を起点に走っているとされています。つまり貴生川駅は、三つの路線が集まる乗り換えの場所です。ここで電車を乗り換えて京都方面や草津方面へ向かう方もいれば、駅前の駐車場に車を置いて出かける方もいます。
駅の改札やホームは、人の出入りがはっきり分かる場所です。一方で、本数が限られる路線では、同じ車両に乗り合わせる時間が長くなり、調査員の位置取りに気を遣います。帰宅が遅い日の行き先を知りたい、というご相談では、こうした駅での動きが手がかりになることがあります。
新名神と国道が通る、車の暮らし
市内を東西に新名神高速道路が通り、インターチェンジは信楽・甲南・甲賀土山に置かれています。このほか、国道1号と国道307号も市の中央部を通っています。通勤や買い物を自家用車でする方が多い地域では、駐車場の使い方や出入りの時間帯が、行動を知る大きな手がかりです。
高速道路を使われると、調査は短い時間で県外へ広がります。土山のサービスエリアには、京都や三重方面へ向かう高速バスの乗降場所もあります。行き先が滋賀県の外へ移ることを前提に、あらかじめ全国の提携調査員と連携できる準備をしておくのは、この土地の調査では欠かせません。
考えられるご相談
甲賀市で特定の相談が多いというわけではありません。ここでは、暮らしの様子から想像できる例を挙げます。
- 貴生川駅から電車を乗り継いで通勤する配偶者の、帰りが遅い日の行き先が気になる
- 新名神を使って県外へ出張や外出をすることが増えた家族について、事実を確かめたい
- 家族で営む事業や、地元のつながりの中で知り合った相手とのお金の貸し借りが、不審に感じられる
- 進学や就職で市外へ出た家族と、連絡が取れなくなった
- 自宅から離れた山あいで過ごす時間が増えた家族の行動に、説明がつかない
調査の中身は、不倫・浮気調査や行方調査、詐欺被害調査のページで詳しくご案内しています。ここでは、甲賀市という土地に合わせた考え方に絞ってお伝えします。
水口町に暮らす妻から、夫の休日の外出が増えたというご相談です(実在の方ではなく、一般的な状況を組み合わせた例です)。夫は車で出かけ、行き先を尋ねても曖昧な答えしか返ってきません。ご本人は、確かな根拠がないまま問い詰めて関係をこじらせることを恐れていました。まず外出する曜日と時間帯を整理し、新名神を使う日と市内で完結する日を分けて調査の計画を立てました。県外へ出る場合の追跡と、市内の見通しの悪い道での距離の取り方を想定し、日ごとに調査員の配置を変えるお見積りとなりました。
聞き込みが必要な場合は、依頼者のお名前やご依頼の内容が相手に伝わらないよう、方法を慎重に選んで行います。法律に触れる方法はとりません。
先に確かめたい、甲賀市の公的な窓口
ご事情によっては、探偵より先に公的な窓口へ相談したほうがよいこともあります。次に、甲賀市に関わる主な窓口を挙げます。受付の日時や予約の要否は変わることがあるため、各窓口の案内で最新の情報をご確認ください。
| 家庭裁判所 | 大津家庭裁判所(本庁)(〒520-0044 大津市京町3-1-2)。甲賀市は本庁の管轄です。 |
|---|---|
| 警察署 | 甲賀警察署(〒528-0005 甲賀市水口町水口6026番地)。管轄は甲賀市と湖南市です。 |
| 女性相談・DV相談 | 甲賀市 家庭児童相談課(市役所内、甲賀市水口町水口6053番地)。配偶者からの暴力や家庭内の不和、結婚・離婚に関する悩みなどを受け付けています。来所相談は予約が必要です。 |
| 消費生活相談 | 甲賀市消費生活センター(市役所内)。契約や解約など消費生活全般の相談を、平日に受け付けています。全国共通の消費者ホットライン188からもつながります。 |
探偵への依頼が最善とは限りません。暴力を受けているときや、身の危険を感じるときは、調査よりも先に警察や公的な窓口へ相談することをおすすめします。
彦根から向かう体制と、提携調査員との連携
当社の本部は彦根市にあり、甲賀市へは本部から調査員を派遣して対応します。移動は、JR琵琶湖線から草津線へ乗り継ぐ経路や、名神高速道路・新名神高速道路を使う経路が中心です。山あいでは天候や道路の状況で所要時間が変わりやすいため、日程には余裕をもたせて組みます。
調査の途中で、対象の方が三重県や京都府へ動くことも考えられます。その場合は、全国の提携調査員と連携し、そのまま追えるように進めます。ご契約、重要事項のご説明、報告書の作成は、どの場合も本部の窓口が責任をもって担当します。
お見積りは、調査員の人数と日数を最初に決めたうえでご提示する完全見積り制です。見積り以外の費用は請求せず、ご承諾なしに追加の調査をすることもありません。調査が必要かどうかの見極めも含めて、まずは状況をお聞かせください。
よくあるご質問
甲賀市から相談する場合、彦根の事務所へ行く必要はありますか。
ありません。電話・LINE・フォームでご相談いただけ、匿名でもかまいません。契約や報告書のご説明も、ご来所以外の方法をご案内できます。直接お会いしたい場合は、ご都合のよい場所を相談のうえで決めます。
市の中でも、駅から遠い山あいに住んでいます。対応してもらえますか。
ご相談いただけます。甲賀市は駅周辺と山あいで人の動き方が大きく異なるため、お住まいや調べたい場所をうかがい、調査員の人数や日数を考えてお見積りします。移動にかかる費用も、最初のお見積りの中でお伝えします。
調査をすることが、近所や親戚に知られてしまわないか心配です。
顔見知りの多い土地ほど、不安は大きいと思います。依頼者のお名前やご依頼の内容が相手に伝わらないよう、調査の方法を慎重に選んで行います。法律に触れる方法はとりません。
調査の結果は、離婚や慰謝料の話し合いに使えますか。
日時・場所・人物が分かる形で記録した報告書は、話し合いや手続きの資料として使えるようにまとめます。使い道に応じて、提携弁護士への相談もご案内できます。結果は状況によって異なり、証拠の内容を事前にお約束することはできません。