山裾の町と、田園の町
蒲生郡の二つの町は同じ郡に属していますが、風景も人の動き方も大きく異なります。調査では、まずこの違いを見極めるところから組み立てを考えます。
日野町:鈴鹿の山裾に、日野川と城下町の面影が重なる
日野町は、鈴鹿山系の西の麓にあり、東には標高1,110mの綿向山がそびえます。町の中央を日野川と佐久良川が流れ、その流域に集落や農地が広がっています。町には近江鉄道の日野駅があり、町営バスやオンデマンド型のチョイソコひのも運行されています。近江日野商人館が示すように、近江商人ゆかりの城下町の歴史も残る町です。
山が近く、町の外へ出る道が限られる地域では、同じ車が同じ道を何度も通れば目立ちます。一方で、日野駅周辺や役場の周りなど、人の出入りがある場所では、通勤や買い物の動きを自然に確認できる場面もあります。調査員は、道の細い集落では車を使い分け、駅や商店の近くでは人員を厚くするなど、場所ごとに動き方を変えます。町の外へは、名神高速道路の竜王インターチェンジや蒲生スマートインターチェンジ、新名神高速道路の甲賀土山インターチェンジが利用される場面も考えられ、その際は行き先側の提携調査員とも連携します。
竜王町:名神高速の出入口と、広い田園が同居する
竜王町は、湖東平野の中央にあり、名神高速道路の竜王インターチェンジが町内にあります。農地が広がるなかに、工場や商業施設が点在する町です。近江牛や近江米の産地としても知られ、田畑の続く風景のなかに、二つの竜王山が望めます。
見通しのよい田園では、張り込みに使う車の置き場所が難しくなります。道が直線的で見渡せるため、長く停まる車は目立ち、撤収の道筋も早めに決めておく必要があります。反対に、竜王インターチェンジの周辺や幹線沿いの店舗では、車の出入りが多く、人にまぎれやすい面があります。高速道路を使って県外へ出かける動きも考えられるため、そうした場合は出発地と行き先の両方で記録がつながるように備えます。
日野町・竜王町で考えられるご相談
ここに挙げるのは、地域の暮らしから想像できるご相談の形です。この二つの町で特定の相談が多いという意味ではありません。
- 町外の勤め先へ車で通う配偶者の帰りが遅くなり、休日の行き先を話さなくなった(不倫・浮気調査)
- インターネットで知り合った相手に、家族がまとまったお金を渡しているようだ(詐欺被害の調査)
- 家族の交友関係が急に変わり、付き合う相手や生活ぶりが気がかりだ(素行調査)
車での移動が暮らしの中心になりやすい地域では、勤め先との往復や車のなかで、行動が外から見えにくくなることがあります。そのため、自宅や職場の様子だけでは分からない事情もあります。まずはお話をうかがい、調査が必要かどうかから一緒に考えます。
蒲生郡内にお住まいの方が、町外の事業所に勤める配偶者の帰宅が遅くなり、休日も車で出かけることが増えたとご相談された。ご依頼者は、周囲に知られることを心配されていた。調査では、通勤の道筋と立ち寄りそうな場所を事前に整理し、見通しのよい道では車を停める位置を慎重に選ぶ計画を立てた。※実在の事例ではなく、一般的な想定の例です。
管轄の裁判所・警察署と、町の相談窓口
離婚や慰謝料の話し合い、身の危険を感じる出来事、契約や支払いの困りごとなどは、公的な窓口に相談できます。
| 家庭裁判所 | 大津家庭裁判所 彦根支部(〒522-0010 彦根市駅東町1-13)。蒲生郡は彦根支部の管轄です。 |
|---|---|
| 警察署(竜王町) | 近江八幡警察署(近江八幡市土田町1322-1、電話 0748-32-0110)。管轄は近江八幡市と蒲生郡竜王町です。警察相談専用電話は #9110 です。 |
| 警察署(日野町) | 東近江警察署(東近江市八日市緑町26-18、電話 0748-24-0110)。管轄は東近江市・蒲生郡日野町・愛知郡愛荘町です。 |
| 消費生活の相談 | 滋賀県消費生活センター(彦根市元町4-1 湖東合同庁舎内、相談専用電話 0749-23-0999、月曜から金曜の午前9時15分から午後4時、祝日・年末年始を除く)。全国共通の消費者ホットライン「188」でも最寄りの窓口を案内しています。 |
| 日野町 | 日野町役場(蒲生郡日野町河原1-1、代表電話 0748-52-1211)。くらしの相談の窓口は、町の公式サイトの窓口案内で各課の連絡先を確認できます。 |
| 竜王町 | 竜王町役場(蒲生郡竜王町大字小口3)。消費生活相談は生活安全課(電話 0748-58-3703、相談日の午前9時30分から午後3時)が窓口です。借金や近所トラブル、離婚、相続などの悩みは、毎月1回開かれる心配ごと相談所(竜王町社会福祉協議会 電話 0748-58-1475)でも受け付けています。日程は町の公式サイトでご確認ください。 |
探偵への依頼が最善とは限りません。状況によっては先に公的な窓口へ相談することをおすすめする場合もあります。
彦根の本部から向かう体制
調査は、彦根の本部から派遣する調査員が担当します。日野町や竜王町へは、名神高速道路や国道8号などの幹線を使って向かい、日や時間帯の道路状況に合わせて経路を選びます。対象となる方が郡の外へ出かけ、京阪神や名古屋方面、県外まで動くときは、全国の提携調査員と連携して記録がつながるようにします。ご契約と報告書の作成は、当社の窓口が一貫して担当します。進み方はご依頼の流れでもご案内しています。
小さな町では、聞き込みの方法にも気を配ります。聞き込みは、依頼者のお名前やご依頼の内容が相手に伝わらないよう、方法を慎重に選んで行います。法律に触れる方法はとりません。聞き込みをするかどうか自体も、ご依頼者と相談して決めます。
よくあるご質問
日野町・竜王町から相談する場合、彦根の事務所まで行く必要はありますか。
ご来所いただく必要はありません。電話・LINE・フォームでご相談いただけ、お名前を伏せたままでもかまいません。直接お話しすることをご希望の場合は、ご都合のよい場所についてご相談いただくこともできます。
日野町と竜王町で、調査の進め方に違いはありますか。
違いはあります。山裾に集落が連なる町と、広い田園と幹線道路が中心の町では、人目の届き方も車の動かし方も変わります。ご相談をうかがったうえで、町の様子に合わせて調査員の人数や配置を決め、費用は最初にお見積りをお伝えする完全見積り制です。
近所や職場に知られずに調査を進められますか。
住民どうしの距離が近い町では、特にご不安が大きいと思います。依頼者のお名前やご依頼の内容が相手に伝わらないよう、方法を慎重に選んで行います。ただし、他人や公的機関の職員になりすますなど、法律に触れる方法はとりません。
公的な窓口に先に相談したほうがよい場合はありますか。
あります。身の危険を感じるときは警察へ、契約や支払いのトラブルは消費生活の窓口への相談が先になることがあります。探偵への依頼が最善とは限りませんので、状況をうかがい、公的な窓口をおすすめすることもあります。